じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~
*罪悪感…*
中島君と付き合い始めて、まだ数日。
私は幸せの真っ只中。
でも、どうしても気になってしまう、隆君のこと。
彼には本当に申し訳ないことをしてしまった。
私の安易な甘い考えで、彼を更に傷つけてしまった。
゛友達になる゛なんて無理だったんだ。
それに気付いたときには、もう手遅れだった。
あんな事になってしまって、もっと隆君を傷つけて申し訳ない気持ちで一杯だった。
傷つけてしまった私が、今、幸せでいることも…。
廊下ですれ違う隆君や岩山君たち。
私に怒っていることは、よく伝わってきた。
『ごめんなさい…』
そう心で何度も謝る。