じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~
『もう~!2人とも、イチャついちゃって~(笑)』
りこちゃんが私たちをからかう。
『今日は2人、一緒に過ごすの?』
にやけながら、私たちをからかうように聞いてくるりこちゃん。
バイトだと知ると、私を攻撃してきた。
『もう~!何で陽子はこんな日にバイトなんて入れちゃうの?バカだね~!』
『そう言う、りこちゃんは?彼と?』
負けじと私も、りこちゃんをからかうように言ってみた。
りこちゃんは照れたように、
『そりゃ、そうだよ』と言う。
りこちゃんが照れてる…。かわいい…(笑)
『もう!私の事はいいから!
2人、ちゃんと一緒に過ごせるの?』
『うん、明日は…』
『きゃ~!もう!中島、ちゃんとリードしてよ!
陽子は慣れてないんだから!』
(一体、なんの話をしているの?りこちゃん)
彼を見ると、照れたように
『もう~!何がだよ』
と笑ってる。
なんの事を言ってるのか、よく分からないけど…。
確かに私は誰かと恋人なんて初めて。
色んな事に慣れてない。だから、その事?
な~んだ!そっか。
あ、でも、それは中島君も同じだよ!
2人で一緒に過ごせるなら、慣れてなくても楽しいはず。
明日はどんな風に過ごせるかな。楽しみ!
とにかく、今日は夜までバイト。
中島君と明日の待ち合わせ場所を決めた。
私の最寄り駅に10:00に待ち合わせすることになった。楽しみ~!
今日のバイトでは、何件ものビッグオーダーの予約と、急に入ったビッグオーダー、いつも通り、いや、いつも以上に賑わう店内に、みんなヘトヘト。
とにかく、今日が終わった。
家に帰って、疲れた体をお風呂でいたわる。
さぁ、明日はどんな服を着ていこう…。