じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~
遠藤君からの予想外の告白。
あれから数ヶ月が経った。
そんな時、同じ中学からこの高校に入学した、越谷君から呼び出された私は、゛○○公園゛に来ていた。
越谷君は陸上部で中学でも確か、陸上部だったと思う。
色白で背がすらっと高く、細身の体の越谷君は話し始めた。
『ごめんね、急に呼び出したりして…』
『ううん、全然!大丈夫だよ。
でも、同じ高校に行ったのに、久しぶりに話すよね?(笑)』
『そうだよね』
『………。』
『あのさ…、実は緑川さんに伝えたいことがあって…』
『うん?』
『実は俺、緑川さんのことが好きなんだ!』
『中学の時は、正直、あまり気づかなかったけど、高校に入学してから、緑川さん、どんどん可愛くなったよね?』
『えー?そうかなぁ?
あんまり変わらないと思うんだけど…』
『いや~、可愛くなったよ!
それで、可愛いなと思って見てるうちにだんだん、好きになってて…』
『そうだったんだ、全然気づかなかった。
でも、ありがとう!そう、思ってくれて…』