じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~
私をじっと優しく、愛しそうに見つめる彼。
私は彼の瞳に吸い込まれそうだった。
『陽子、愛してる…』
そして、再び優しく甘いキスをくれる。
『これからは社会人だね。
今までのようには簡単に会えなくなるかもしれないけど、これからもずっと、陽子のそばにいるつもりだから。
だから、僕を信じて。
俺は陽子の事しか目に入らないから』
『社会に出ればきっと、色んな出会いがあると思う。
でも、俺が好きなのは、心から愛してるのは、陽子だけだから。不安にならないで』
『…うん』