一夜の艶事からお見合い夫婦営みます~極上社長の強引な求婚宣言~


「祐介は学校に行くこと。会社に行って確認してくるから」
「でも」
「ね? 祐介、お願い。なにかわかったらメッセージを送るから」


まだたったの二回しか会っていないというのに祐介をここまで心配させるのだから、拓海はよほどの人たらしだ。いくつもの会社を買収してきたのもうなずける。


「……わかった」


長いこと考え込んでいた祐介は、やっと納得して登校していった。

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