君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~
「なぁ、京香」
「・・・」
名前を呼ばれて顔をあげると、海璃が困ったように微笑みながら私の次々にあふれる涙を拭ってくれた。
「一緒にいたい。俺は京香と一緒にいたいんだよ。勝手に決めんなよ。俺たちの未来を。」
「・・・」
一度は海璃の手を離した私。ものすごい覚悟でその手を離して、海璃が離れやすいように拒絶した。
でも今は・・・もう一度海璃を拒絶するなんて私にはできない・・・
「なんで・・・・なんで来るのよ・・・私がどんな想いで・・・」
そこまで言いかけたところで海璃は私の体を抱き寄せた。
強く強く。
「何があったんだ?ちゃんと言ってくれよ。俺に。」
「・・・」
「京香」
海璃と離れて半月。
毎日毎日泣いていた。自分の膝を抱えて。
何度もその名前を呼んでも、もう会えないと思っていた海璃。
「・・・」
名前を呼ばれて顔をあげると、海璃が困ったように微笑みながら私の次々にあふれる涙を拭ってくれた。
「一緒にいたい。俺は京香と一緒にいたいんだよ。勝手に決めんなよ。俺たちの未来を。」
「・・・」
一度は海璃の手を離した私。ものすごい覚悟でその手を離して、海璃が離れやすいように拒絶した。
でも今は・・・もう一度海璃を拒絶するなんて私にはできない・・・
「なんで・・・・なんで来るのよ・・・私がどんな想いで・・・」
そこまで言いかけたところで海璃は私の体を抱き寄せた。
強く強く。
「何があったんだ?ちゃんと言ってくれよ。俺に。」
「・・・」
「京香」
海璃と離れて半月。
毎日毎日泣いていた。自分の膝を抱えて。
何度もその名前を呼んでも、もう会えないと思っていた海璃。