君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~
『無理はしないで。きっと大丈夫だから』と。
その時、海璃の顔を見ると、私の方を見ながら微笑んで頷いていた。
海璃は事前に私と入籍することも、私の病気のことも、ご両親に言ってくれていたんだとその時気づいた。こういうところ・・・。
「ごめんなさい・・・お義母さん・・ごめんなさい・・・」
大切な息子である海璃の人生の大切な時間を奪っておいて、病気になったからと結婚するなんて・・・申し訳なさに心が張り裂けそうになる。
『違う。海璃の幸せのために、私たちは結婚を許したのよ?海璃が、こうすることが一番幸せで後悔しないって私たちは知っているから、結婚を許したの。』
きっぱりと言ってくれる海璃のお母さんの言葉に、私は救われる思いだった。
「ありがとうございます」
震える声で返すと、お義母さんは『幸せになってね』と言葉を贈ってくれた。
私の残された時間で、海璃を幸せにしたい・・・。
私にできることは限られているかもしれないけど・・・
その時、海璃の顔を見ると、私の方を見ながら微笑んで頷いていた。
海璃は事前に私と入籍することも、私の病気のことも、ご両親に言ってくれていたんだとその時気づいた。こういうところ・・・。
「ごめんなさい・・・お義母さん・・ごめんなさい・・・」
大切な息子である海璃の人生の大切な時間を奪っておいて、病気になったからと結婚するなんて・・・申し訳なさに心が張り裂けそうになる。
『違う。海璃の幸せのために、私たちは結婚を許したのよ?海璃が、こうすることが一番幸せで後悔しないって私たちは知っているから、結婚を許したの。』
きっぱりと言ってくれる海璃のお母さんの言葉に、私は救われる思いだった。
「ありがとうございます」
震える声で返すと、お義母さんは『幸せになってね』と言葉を贈ってくれた。
私の残された時間で、海璃を幸せにしたい・・・。
私にできることは限られているかもしれないけど・・・