君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~
「先輩、もしかして進藤さんと結婚するから仕事辞めたんですか?」
「・・・」
何とも言えず私は笑ってごまかす。
「なんか痩せましたね、先輩。」
「そうかな?」
「でも、幸せ真っ盛りですね!」
勤めている時から人懐こい後輩。
私が書き溜めた取引先の連絡先を書いたノートを渡した後輩だ。
「進藤さんもかなり仕事に熱入れてるし。あっ、でも最近有休かなり使ってますよねー。」
「え?」
「いやー大変ですよ。俺たちの部署の戦力だった先輩が辞めて、最近進藤さんも休むこと多いから。今日も休みですもんね。デートじゃなかったんですか?」
後輩の言葉に、今朝の海璃の姿が浮かぶ。いつものように仕事へ行ったんじゃなかったんだ・・・
急に私の勝手な想像が現実になったような気がして不安になる・・・
何とか後輩にはその場の嘘で繕って、私はマンションへ帰った。
「・・・」
何とも言えず私は笑ってごまかす。
「なんか痩せましたね、先輩。」
「そうかな?」
「でも、幸せ真っ盛りですね!」
勤めている時から人懐こい後輩。
私が書き溜めた取引先の連絡先を書いたノートを渡した後輩だ。
「進藤さんもかなり仕事に熱入れてるし。あっ、でも最近有休かなり使ってますよねー。」
「え?」
「いやー大変ですよ。俺たちの部署の戦力だった先輩が辞めて、最近進藤さんも休むこと多いから。今日も休みですもんね。デートじゃなかったんですか?」
後輩の言葉に、今朝の海璃の姿が浮かぶ。いつものように仕事へ行ったんじゃなかったんだ・・・
急に私の勝手な想像が現実になったような気がして不安になる・・・
何とか後輩にはその場の嘘で繕って、私はマンションへ帰った。