君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~
それでも、余命を宣告されて半年以上たとうとしているのに、こうして自分の足で歩いて、好きな人と手を繋いでデートできることに、自分でも驚いていた。
奇跡なんてもう私には起きないと思っていた。
病気に選ばれてしまった私。
こんな不幸な私が、奇跡を起こせるわけがないと思っていた。
なのに、海璃が私に奇跡を起こしてくれているんだと、海璃の背中を見ながら思った。
この奇跡が永遠に続いてくれたらいいのに・・・
「海璃」
私は少し高台になっている場所についてから海璃の名前を呼んだ。
ちょうど、海璃の方に太陽があって、その姿がかなりまぶしい。
少し目を細めると、簡単に涙が流れた。
奇跡なんてもう私には起きないと思っていた。
病気に選ばれてしまった私。
こんな不幸な私が、奇跡を起こせるわけがないと思っていた。
なのに、海璃が私に奇跡を起こしてくれているんだと、海璃の背中を見ながら思った。
この奇跡が永遠に続いてくれたらいいのに・・・
「海璃」
私は少し高台になっている場所についてから海璃の名前を呼んだ。
ちょうど、海璃の方に太陽があって、その姿がかなりまぶしい。
少し目を細めると、簡単に涙が流れた。