君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~
フリーズしそうな心と体を無理やり動かして、俺はとりあえず落とした缶を机の上に置いて、車のカギを探した。

自分の体をこんなにも頭で考えて動かすのははじめてだ。

早くしろ俺。しっかりしろ、俺。

自分をせかしながら、慌てまくる俺はとりあえず寝室に向かい、大きなバックに適当に服を詰め込んだ。足りないものがあれば、期間がもし伸びたら買えばいい。

あっ財布と免許証。
戸締りはちゃんとしないとまずい。

会社に連絡もしないとならない。

パニック状態で準備をしていると、再び俺の携帯が鳴った。

~♪
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