君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~
私が大阪の病院から退院してからも一年は体力が回復しなくて、かなり海璃に負担をかけた。
朝は私よりも先に起きて朝食の支度をして、掃除や洗濯をしてから出勤して、夜も定時に帰宅してから食事の用意をしてくれた海璃。
家のことも私も世話も全部してくれた。
自分の存在が海璃に迷惑をかけているのではないかと思いそうになることもあった。
でも、それでも一緒にいられる喜びを感じられたのは、いつも海璃が嬉しそうに笑っていてくれたからだ。
退院してから1年が経ち、大阪の病院で私を治療してくれていた主治医が、「余命一年は撤回します。あなたはあと何十年と生きられますよ。」と言ってくれた時、海璃は私以上に涙を流して喜んでくれた。
そして、私の首からチェーンで下げていた結婚指輪をもう一度私の薬指に泣きながらためてくれた海璃は、私にありがとうと言ってくれた。
朝は私よりも先に起きて朝食の支度をして、掃除や洗濯をしてから出勤して、夜も定時に帰宅してから食事の用意をしてくれた海璃。
家のことも私も世話も全部してくれた。
自分の存在が海璃に迷惑をかけているのではないかと思いそうになることもあった。
でも、それでも一緒にいられる喜びを感じられたのは、いつも海璃が嬉しそうに笑っていてくれたからだ。
退院してから1年が経ち、大阪の病院で私を治療してくれていた主治医が、「余命一年は撤回します。あなたはあと何十年と生きられますよ。」と言ってくれた時、海璃は私以上に涙を流して喜んでくれた。
そして、私の首からチェーンで下げていた結婚指輪をもう一度私の薬指に泣きながらためてくれた海璃は、私にありがとうと言ってくれた。