君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~
そうしたまま、しばらく俺たちは話をしなかった。

ただ黙って、お互いになんと言葉にしようか。

どんな決断をしようかと悩む。

お互いのぬくもりを感じながら。




沈黙を破ったのは・・・京香だった。


「夢を見たの」
「夢?」
俺は京香の肩を抱いて話を聞く。
少しずれていたブランケットを膝にかけなおして。
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