君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~
私の部屋の前で海璃は車を停めると、何かを言いかけて、その言葉を飲み込んだまま、帰って行った。

私はいつまでもいつまでも海璃の車を見送った・・・。


さようならとごめんねを何度も繰り返しながら・・・。






次の日、私は朝から引っ越し業者の力をかりて引っ越した。

今まで住んでいた部屋の半分ほどの小さな小さな部屋。

少しずついろいろと整理しなければならない。
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