必ず守るから、だから、笑って


「さすが、総長様だね」


困ったような笑みを浮かべる。



「……ね、晴葵。今日何曜日かな」


「今日?え、どうだろう。気にしてなかったな」



え、嘘でしょう。

学校のことなにも気にしてなかったの?
それともバカなの?



予想外の答えに頭を回転させるにも疑問が頭を占領しすぎてうまく回らない。


ただ、そんな考えは次の一言で吹っ飛ぶこととなる。



「だって、希愛が元気になるまで学校行くつもりなかったし」


「なっ…!」



なに、それ…。


なんか、まるで私優先って言われてるみたいで恥ずかしい。


いや、私の勝手な解釈だっていうのは分かってるんだけど、都合よく考えてしまう。


私の頭のなかお花畑かよ。


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