いつか、さくらを片手に君に逢いに行くその日まで…
タッタッタッ…ギーバタンっ…

屋上の扉を開けた瞬間…綺麗な風景が広がっていた。
桜が綺麗に舞っているのだ。

「踊っているみたーい!」

心がうきうきした!と思ったとたん…

「わぁーほんとだねー!!!」

えっ?私は驚いて振り向いた。

バッ!!!

「えへっ?」

えへっじゃないでしょ?えへっじゃ!!!

なんで天使がここにいるのよ。
疑問しか湧いてこない。質問したい気分だ。

「なんで?」
私は思わず聞いてしまった。

「よく分からないけど、気づいたらここにいた!」

彼は笑いながらそう言った。
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