いつか、さくらを片手に君に逢いに行くその日まで…
なんとなくの成り行きで、一緒にご飯を食べることになった私達。

彼の近くにいると心がフワフワする。
夢じゃないかと、ほっぺをつねってみたけれど、確かに痛い。夢ではないようだ。


さくらと、お昼を食っている。
これは夢かな?ついに俺は幻覚まで見るようになったのかな…。舌を噛んでみたけど、血が出るだけだった。確かに痛い…。噛んだ事を少し後悔した。

彼女はほんとに綺麗だ。 サラサラな髪の毛、透き通る肌、すっとしている鼻。全てが完璧で女神のようだ。彼女といると何故か、花畑にいるような気分になる。

あっ何か話さなきゃ!つまんない男だと思われる。
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