いつか、さくらを片手に君に逢いに行くその日まで…
今日は鳥がよく飛ぶなぁ。
あの鳥たちが、舞う花びらにしか見えないくらい俺はさくらに、夢中になっていた。
顔も、もちろん女神かと間違えるくらい美しく透き通っていたが、俺は性格と存在感に惹かれたのだ。
「俺の心に咲く花…さくらか…。」
「おい!奏?お前何言ってんだ?」
友達に独り言を聞かれてしまったらしい。
「ん?いやっ。なんでもない」
「奏なんか素っ気ないな。俺たちの仲だろ?
あっそだ。昼食いに行こうぜ!!!」
せっかくの誘いだったが、俺は断った。
お母さんが作ってくれた弁当を持ちながらとぼとぼと歩く…。自分でもどこへ向かっているのか、わからなかった。
あの鳥たちが、舞う花びらにしか見えないくらい俺はさくらに、夢中になっていた。
顔も、もちろん女神かと間違えるくらい美しく透き通っていたが、俺は性格と存在感に惹かれたのだ。
「俺の心に咲く花…さくらか…。」
「おい!奏?お前何言ってんだ?」
友達に独り言を聞かれてしまったらしい。
「ん?いやっ。なんでもない」
「奏なんか素っ気ないな。俺たちの仲だろ?
あっそだ。昼食いに行こうぜ!!!」
せっかくの誘いだったが、俺は断った。
お母さんが作ってくれた弁当を持ちながらとぼとぼと歩く…。自分でもどこへ向かっているのか、わからなかった。