極甘ストロベリィ
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───ガラッ
1時間目が終わったガヤガヤした教室。
突然開いた扉に顔を向けると、なぜか少し上機嫌気味の堤くんがいた。
教科書を直していた私は、堤くんが隣に座ったのを見て口を開いた。
「遅かった、ね?」
「んー、まあ、ね~」
私が探るように聞くと、少しだけ言葉を濁した
……ように感じた。
なんか少しムカッとするんだけど…
「………」
「あ、佳世ちゃん」
「なに…?」
「次の授業って何?」
私が黙り込んだのを気にして話しかけてくれたかと思えば…
授業の話!!!?
あーもうっ!
なんでこんなにイライラするの…?
「かーよちゃん?」
「現代文っ」
「へ?」
「だから、次っ」
自分の気持ちに耐えきれなくなった私は、それだけ言うとガタッと席を立つ。
堤くんは不思議そうに私を見てるけど…
自分でもわからないんだから、何を言うこともできない。
───ガラッ
1時間目が終わったガヤガヤした教室。
突然開いた扉に顔を向けると、なぜか少し上機嫌気味の堤くんがいた。
教科書を直していた私は、堤くんが隣に座ったのを見て口を開いた。
「遅かった、ね?」
「んー、まあ、ね~」
私が探るように聞くと、少しだけ言葉を濁した
……ように感じた。
なんか少しムカッとするんだけど…
「………」
「あ、佳世ちゃん」
「なに…?」
「次の授業って何?」
私が黙り込んだのを気にして話しかけてくれたかと思えば…
授業の話!!!?
あーもうっ!
なんでこんなにイライラするの…?
「かーよちゃん?」
「現代文っ」
「へ?」
「だから、次っ」
自分の気持ちに耐えきれなくなった私は、それだけ言うとガタッと席を立つ。
堤くんは不思議そうに私を見てるけど…
自分でもわからないんだから、何を言うこともできない。