おいかけっこ【完】



悠唯の突然の告白に、私は思わず彼の顔を二度見した。


そこにあったのは、ちゃんと顔を赤くして照れている悠唯の顔だった。


さっきの飄々としていた惣田の顔とは大違いの嘘のない表情だった。


私はその告白に正直嬉しいと思う反面、まだ自分の気持ちに追いついてなかった。




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