君はロックなんか聴かない
私たちはステージに上がる。オーディエンスはまだ暖かい。凄い盛り上がっている。初めての経験で手が震える。プラチナの演奏が終わって少し、減ったとはいえまだ体育館の半分以上が埋め尽くされている。友達もたくさん来てるし、知らない人もたくさんいる。チューニングを合わせてメンバーにアイコンタクトを送る。
準備万端の合図が来たので私はマイクに向かい話し始める。
「こんにちは!カノンです」
大きな拍手と大きな声援。
「ありがとうございます、私たちはみんな1年生でまだまだ未熟な事もありますが、精一杯やりますので聴いてください。最初の曲は最近出来た新曲なのですがある人の事を真剣に考えた曲です、聴いてください、未来」
ドラムのカウントで曲が始まる。曲が始まるとアイナは真剣に聴いてくれた。久間くんも花形くんも袖から真剣に見てくれた。いま集まった人達も真剣に聴いてくれた。手を大きく振るものいた。歌っている時は緊張も忘れてその世界に浸ることが出来た。どうかこの子が多くの人の心に刺さるように祈りながら歌い続けた。楽器隊も大きなミスもなく過去で一番いい演奏が出来たと思う。その感動は永遠にも一瞬にも思えた。揺らぎとサウンドそこには幸福しかなかった。
準備万端の合図が来たので私はマイクに向かい話し始める。
「こんにちは!カノンです」
大きな拍手と大きな声援。
「ありがとうございます、私たちはみんな1年生でまだまだ未熟な事もありますが、精一杯やりますので聴いてください。最初の曲は最近出来た新曲なのですがある人の事を真剣に考えた曲です、聴いてください、未来」
ドラムのカウントで曲が始まる。曲が始まるとアイナは真剣に聴いてくれた。久間くんも花形くんも袖から真剣に見てくれた。いま集まった人達も真剣に聴いてくれた。手を大きく振るものいた。歌っている時は緊張も忘れてその世界に浸ることが出来た。どうかこの子が多くの人の心に刺さるように祈りながら歌い続けた。楽器隊も大きなミスもなく過去で一番いい演奏が出来たと思う。その感動は永遠にも一瞬にも思えた。揺らぎとサウンドそこには幸福しかなかった。