君はロックなんか聴かない
私たちは持ち時間を余すことなく演奏を続けた。大歓声のなか私たちはステージを後にした。アイナの姿は気づいた時にはもうなかった。
袖に降りると、久間くん達が暖かく向かえいれてくれた。
「お疲れ様」
「ありがとう、めちゃくちゃ緊張した!」
「そう?堂々としてたよ」
ふと花形くんを見ると目をまんまるにして固まっていた。
「花形くん」
「え、ああ」
そういってどこかにいってしまった。
「ああ、大丈夫だよ、考えることがあるんだろう、そっとしといてあげて」
「え、うん」
「この後どうするん?」
「ああ、私たちは行くとこあるんだよね」
私はえみちゃんと青田さんの手を繋いで、白石さんに目で合図する。
「久間くん、一緒に回らない?」
「え、いいの?みんなで行かなくて」
「私たちは忙しいから」
「そっかじゃあ2人で行こうか」
私たちは悪戯に手を振って別行動をした。その後私たちは緊張から解き放たれ残りのお祭りを楽しむことができた。色んなものを食べたり恋バナをしたり、色んなクラスにいってそれぞれの出し物を楽しんだ。
花形くんやアイナは大丈夫だろうか、その日はもう会うことは出来なかった。心配はあったがそれでも良かった。私たちはやり切って、全力で女子高生を楽しんだ。
袖に降りると、久間くん達が暖かく向かえいれてくれた。
「お疲れ様」
「ありがとう、めちゃくちゃ緊張した!」
「そう?堂々としてたよ」
ふと花形くんを見ると目をまんまるにして固まっていた。
「花形くん」
「え、ああ」
そういってどこかにいってしまった。
「ああ、大丈夫だよ、考えることがあるんだろう、そっとしといてあげて」
「え、うん」
「この後どうするん?」
「ああ、私たちは行くとこあるんだよね」
私はえみちゃんと青田さんの手を繋いで、白石さんに目で合図する。
「久間くん、一緒に回らない?」
「え、いいの?みんなで行かなくて」
「私たちは忙しいから」
「そっかじゃあ2人で行こうか」
私たちは悪戯に手を振って別行動をした。その後私たちは緊張から解き放たれ残りのお祭りを楽しむことができた。色んなものを食べたり恋バナをしたり、色んなクラスにいってそれぞれの出し物を楽しんだ。
花形くんやアイナは大丈夫だろうか、その日はもう会うことは出来なかった。心配はあったがそれでも良かった。私たちはやり切って、全力で女子高生を楽しんだ。