君はロックなんか聴かない
私は大きく息を吸う。
久間君達が出てきた。歓声が上がる。凄い。ほとんどの人は恐らく彼らを見にきたのだろう。
「こんににちはプラチナです」
凄い迫力だ。いつもと違う学校では見せない表情。エロい。艶っぽい。かっこいい。
「準備はいいかい?」
ギターのソロのイントロが始まった。空気が張り詰める。視線が集まる。
カッコいい、知らない曲だ、オリジナルだろうか。
久間君が歌い出す。上手い。上手過ぎる。まるで別次元、今までのバンドも皆決して下手では無かったが。彼らはレベルが違い過ぎる。
バンドそのものロックそのもの音楽そのもの凄過ぎる。彼らに対する称賛する比喩が思いつかない。
これがプロになる人たちなんだろうレベルが違いすぎて嫉妬心すらわかない。
私は呼吸すら忘れて魅入っていた。
二曲目に入る。またキャッチーでかつ破壊力のある曲だ。歌詞もいい。恋愛の曲だろうか、何度も聞きたい。
世界の中心は今は間違いなくここだろう、宇宙の想像、大空の調和、母体の中の様な安心感。瞬きすら忘れる。スマホで撮影する人も多い。私はそんなことすら出来なかった。
一人ひとりのレベルが高いのに喧嘩していない。私にこれが出来るのだろうか悩ましい。
久間君達が出てきた。歓声が上がる。凄い。ほとんどの人は恐らく彼らを見にきたのだろう。
「こんににちはプラチナです」
凄い迫力だ。いつもと違う学校では見せない表情。エロい。艶っぽい。かっこいい。
「準備はいいかい?」
ギターのソロのイントロが始まった。空気が張り詰める。視線が集まる。
カッコいい、知らない曲だ、オリジナルだろうか。
久間君が歌い出す。上手い。上手過ぎる。まるで別次元、今までのバンドも皆決して下手では無かったが。彼らはレベルが違い過ぎる。
バンドそのものロックそのもの音楽そのもの凄過ぎる。彼らに対する称賛する比喩が思いつかない。
これがプロになる人たちなんだろうレベルが違いすぎて嫉妬心すらわかない。
私は呼吸すら忘れて魅入っていた。
二曲目に入る。またキャッチーでかつ破壊力のある曲だ。歌詞もいい。恋愛の曲だろうか、何度も聞きたい。
世界の中心は今は間違いなくここだろう、宇宙の想像、大空の調和、母体の中の様な安心感。瞬きすら忘れる。スマホで撮影する人も多い。私はそんなことすら出来なかった。
一人ひとりのレベルが高いのに喧嘩していない。私にこれが出来るのだろうか悩ましい。