虹の彼方へ~幸せな生活~
ちょうど電話を切ったタイミングで、奈々が起きてきた。

「蓮おはよ~。電話してたみたいだけど何かあった?」

「奈々おはよう。今日海斗と空港に迎えに行くつもりにしてたんだ。昨日奈々達が帰って来てくれた嬉しさで、海斗の事忘れてた」と言いながら奈々に近づき、チュッとキスをした。

そして俺は幸せをかみ締める。

「海斗さんに悪いことしたね~」

「いや。俺は、奈々に早く会えて嬉しい。海斗が昼からここに来たいって。どうする?」

「もちろん、オッケーよ。蓮、午前中の間にスーパーに行ってきていい?」

「俺も行く!」

「蓮、凛を見ててもらえない?」

「ああ。そうだな。凛にはこの環境に少しずつ慣れさせないとな」








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