虹の彼方へ~幸せな生活~
1時間程で奈々が帰ってきた。
「蓮、海斗さん何時頃来る?」
「呼んだらいつでも来るんじゃないか?」
「じゃあ、いつでもいいって連絡したら?」
「…」まだ、来なくていいと思ってしまう俺。
「パパ、海斗さんって誰?」
「う~ん。パパのお友達」
「パパのお友達が来るの?」
「嫌か?」ちょっと嫌って言ってほしい俺。
「ううん。楽しみ!」
そう言われてはしょうがない。連絡するか。
電話を掛けるとワンコールで、
「もしもし?蓮?」と勢いよく出る海斗。
「出るの早いな」
「待ってたんだよ!」
「奈々が、いつ来てもいいって」
「すぐ行く!いつでもオッケー」
「…。じゃあ1階まで下りるから、海斗も1階まで下りててくれ」
「了解~」
そうこのマンションは、カードがないと他階に行けない。住人同士でも直接部屋へは行けないのだ。
以前奈々は、蓮の部屋のカードも持っていたから直接行けたが、普通は不可能だ。
「蓮、海斗さん何時頃来る?」
「呼んだらいつでも来るんじゃないか?」
「じゃあ、いつでもいいって連絡したら?」
「…」まだ、来なくていいと思ってしまう俺。
「パパ、海斗さんって誰?」
「う~ん。パパのお友達」
「パパのお友達が来るの?」
「嫌か?」ちょっと嫌って言ってほしい俺。
「ううん。楽しみ!」
そう言われてはしょうがない。連絡するか。
電話を掛けるとワンコールで、
「もしもし?蓮?」と勢いよく出る海斗。
「出るの早いな」
「待ってたんだよ!」
「奈々が、いつ来てもいいって」
「すぐ行く!いつでもオッケー」
「…。じゃあ1階まで下りるから、海斗も1階まで下りててくれ」
「了解~」
そうこのマンションは、カードがないと他階に行けない。住人同士でも直接部屋へは行けないのだ。
以前奈々は、蓮の部屋のカードも持っていたから直接行けたが、普通は不可能だ。