虹の彼方へ~幸せな生活~
とにかく今は桐島さんが彼女と知り合いならお願いするしかない!
「南の島です。実は写真を撮った事自体、写真の女性は知らないんです…。お知り合いでしたら、謝罪と許可を取っていただきたい」
すると今度は、
「…」海斗が黙る。
俺は、冷や汗が止まらない。
さっきまでの、受賞が嘘の様で喜ぶ間もなくこの電話。
「桐島さん?」焦る俺。
「高杉さん分かりました。彼女には私から言ってみます。彼女の事で知っている事を教えて下さい」
取りあえずは苦情が入った訳ではなさそうだ。俺は、知っている事を全部話した。
桐島さんは急いでいるのか俺が話終わると、
「今度改めて取材させて下さい。ありがとうございました」と電話を切ってしまった。
俺は、受賞の嬉しさと許可を取っていない疚しさで、この後当分気が気じゃない日々を送るのだった…
「南の島です。実は写真を撮った事自体、写真の女性は知らないんです…。お知り合いでしたら、謝罪と許可を取っていただきたい」
すると今度は、
「…」海斗が黙る。
俺は、冷や汗が止まらない。
さっきまでの、受賞が嘘の様で喜ぶ間もなくこの電話。
「桐島さん?」焦る俺。
「高杉さん分かりました。彼女には私から言ってみます。彼女の事で知っている事を教えて下さい」
取りあえずは苦情が入った訳ではなさそうだ。俺は、知っている事を全部話した。
桐島さんは急いでいるのか俺が話終わると、
「今度改めて取材させて下さい。ありがとうございました」と電話を切ってしまった。
俺は、受賞の嬉しさと許可を取っていない疚しさで、この後当分気が気じゃない日々を送るのだった…