虹の彼方へ~幸せな生活~
海斗は、待ち合わせの30分前にはカフェに着いていた。楽しみでソワソワして早く準備が出来た事と、少しお昼は過ぎた時間だがもしお店がいっぱいなら先に並んでようと思ったのだ。

お店はお昼のピークを過ぎ、ちょうど席が空きだした所という感じだ。

海斗が店に入ると、可愛らしいカフェに似つかわしくない男性ひとりのお客さんに、視線がいく。

そして、顔を見て驚く。男前で爽やかな目を惹く容姿にプラスして、テレビでよく見る有名人だ。あちらこちらで、若い女性がキャッキャ言っている。

本人は、気にする事なく案内された席に着いた。さくらが来るまでもう少しあるだろう。
先に飲み物だけ頼んだ。










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