虹の彼方へ~幸せな生活~
車を止めるとテンションの高い凛が、

「パパ、ママ早く~!」と急かす。

「凛、急がなくても夜まで好きなだけ遊べるぞ」

「ホントに?やった~」

奈々は、嬉しそうな凛と蓮の姿に胸がいっぱいだ。

3人は仲良く手をつなぎ入場した。

凛にとっては見る物すべてに興味が湧く。

「凛、慌てたら迷子になるわよ」

「大丈夫!」と言いながらよそ見している。

「凛、あのお店のキャラクターの帽子可愛い!かぶってみない?」

「ホントだ!」奈々と凛はお店に向かう。

蓮は、微笑みながら後を追いかけた。







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