【完】溺愛したいのは、キミだけ。
颯希くんも返ってきてないんだ。
「翠先輩が返事しないとか珍しいから、ちょっと心配になるよね。倒れてたりしなきゃいいけど」
颯希くんにそう言われるとますます心配になってくる。
「うん、心配……。翠くん、家に一人でいるのかな?」
「あー、先輩ん家は親どっちも働いてるから、たぶん今他に誰もいないだろうし、一人かも」
ウソ。
するとそこで、美羽が思いついたように。
「じゃあさ、ヒナちゃんお見舞いに行ってあげたら?」
「えっ!」
「だって、心配なんでしょ? ヒナちゃんが来たらきっと翠先輩も喜ぶよ!」
「う、うーん……」
一瞬本当に行こうかなって思ってしまったけれど、さすがにそれは余計なお世話という気もする。
「でも私、翠くんの家知らないし……」
するとそこで、颯希くんが即答。
「あ、俺知ってるよ!」
「ほんと? さすが颯希~! じゃあ翠先輩の家までみんなで一緒に行こう!」
「えぇっ!」
そして、なぜか流れで美羽達と一緒に翠くんの家に行くことになってしまった。
「翠先輩が返事しないとか珍しいから、ちょっと心配になるよね。倒れてたりしなきゃいいけど」
颯希くんにそう言われるとますます心配になってくる。
「うん、心配……。翠くん、家に一人でいるのかな?」
「あー、先輩ん家は親どっちも働いてるから、たぶん今他に誰もいないだろうし、一人かも」
ウソ。
するとそこで、美羽が思いついたように。
「じゃあさ、ヒナちゃんお見舞いに行ってあげたら?」
「えっ!」
「だって、心配なんでしょ? ヒナちゃんが来たらきっと翠先輩も喜ぶよ!」
「う、うーん……」
一瞬本当に行こうかなって思ってしまったけれど、さすがにそれは余計なお世話という気もする。
「でも私、翠くんの家知らないし……」
するとそこで、颯希くんが即答。
「あ、俺知ってるよ!」
「ほんと? さすが颯希~! じゃあ翠先輩の家までみんなで一緒に行こう!」
「えぇっ!」
そして、なぜか流れで美羽達と一緒に翠くんの家に行くことになってしまった。