【完】溺愛したいのは、キミだけ。
するとそこで、突然勢いよく部屋のドアが開いて。
何かと思ってお姉ちゃんと身を離し振り返ったら、そこにはスマホを片手に困った表情をする部屋着姿の美羽が立っていた。
「コトちゃん、ヒナちゃん、どうしよう~!」
「どうしたの? 美羽」
「土曜日のイベント、一緒にキャンペーンガールやるはずだった親友のメイが急用で出られなくなっちゃたの~!」
「わぁ、それは残念だね」
私がそう答えると、スマホの画面を操作しながら続けて話す美羽。
「それでね、お店のスタッフさんから誰か代わりにできそうな子を紹介してって言われてて」
「えぇっ! 代わりを?」
「うん。だから、もしよかったらコトちゃんかヒナちゃん、代わりにやってくれないかなぁ?」
思いがけないことを言われてビックリする。
ちょっと待って。代わりにって、そのキャンペーンガールのバイトを?
それって、誰でもできるものなのかな?
すると、お姉ちゃんはすかさず断りを入れる。
「ご、ごめん。私はその日、カケルくんのライブがあるから……」
何かと思ってお姉ちゃんと身を離し振り返ったら、そこにはスマホを片手に困った表情をする部屋着姿の美羽が立っていた。
「コトちゃん、ヒナちゃん、どうしよう~!」
「どうしたの? 美羽」
「土曜日のイベント、一緒にキャンペーンガールやるはずだった親友のメイが急用で出られなくなっちゃたの~!」
「わぁ、それは残念だね」
私がそう答えると、スマホの画面を操作しながら続けて話す美羽。
「それでね、お店のスタッフさんから誰か代わりにできそうな子を紹介してって言われてて」
「えぇっ! 代わりを?」
「うん。だから、もしよかったらコトちゃんかヒナちゃん、代わりにやってくれないかなぁ?」
思いがけないことを言われてビックリする。
ちょっと待って。代わりにって、そのキャンペーンガールのバイトを?
それって、誰でもできるものなのかな?
すると、お姉ちゃんはすかさず断りを入れる。
「ご、ごめん。私はその日、カケルくんのライブがあるから……」