【完】溺愛したいのは、キミだけ。
彼の胸にしっかりと顔をうずめる。
すると翠くん、嬉しそうな声で。
「やばい。すげー幸せ」
そんなふうに言われたら、私も幸せすぎてどうにかなりそう。
これって、現実だよね? 夢じゃないよね?
「……あっ」
だけどその時、ふとあることを思い出して、ハッとした。
そうだ私、まだ聞いてない。
どうしても気になってたことが、一つだけ……。
そっと顔を上げ、彼を見上げる。
「ん、どうした?」
「でも、翠くん、あのマネージャーの春田さんとは……何もないの?」
あの時抱き合ってたのは、結局何だったんだろうって。
するとそれを聞いた翠くんは、すぐになんのことか察したみたいで。
「あぁ、あれは誤解だから」
「えっ?」
誤解?
すると翠くん、嬉しそうな声で。
「やばい。すげー幸せ」
そんなふうに言われたら、私も幸せすぎてどうにかなりそう。
これって、現実だよね? 夢じゃないよね?
「……あっ」
だけどその時、ふとあることを思い出して、ハッとした。
そうだ私、まだ聞いてない。
どうしても気になってたことが、一つだけ……。
そっと顔を上げ、彼を見上げる。
「ん、どうした?」
「でも、翠くん、あのマネージャーの春田さんとは……何もないの?」
あの時抱き合ってたのは、結局何だったんだろうって。
するとそれを聞いた翠くんは、すぐになんのことか察したみたいで。
「あぁ、あれは誤解だから」
「えっ?」
誤解?