【完】溺愛したいのは、キミだけ。
するとそこで、何か思いついたような顔をする神城くん。


「新しいの買うから、選ぶの付き合ってくんない?」


「えっ! 私が?」


「うん」


思わぬ提案に目を丸くする。


選ぶのに付き合うって、それ、私がついていっていいのかな。


でも、そんなことでよければ、いくらでも。


「いいよっ。付き合う!」


笑顔で頷いたら、神城くんはクスッと笑った。


「じゃあ今日の放課後、空いてる?」


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