【完】溺愛したいのは、キミだけ。
*優しくするに決まってんだろ
――~♪
近くで電話の着信音が鳴り響いている。
無意識にスマホを手に取り、画面をタップして耳に当てる。
するとスピーカーの向こうから、耳に心地良い低音ボイスが聞こえてきた。
『もしもし、琴梨?』
「んぅ……」
『おい、寝ぼけてんのかよ。起きろよ』
この声は、カケルくんかな。もう朝?
でもなんか、いつもの目覚ましボイスとはちょっと違う気がするんだけど。
『約束通り電話したんだけど』
「え、カケルくん……?」
『アホ、俺だよ。玲だよ』
「ん? 玲くん?」
『そうだよ』
あれ? どうして……?
近くで電話の着信音が鳴り響いている。
無意識にスマホを手に取り、画面をタップして耳に当てる。
するとスピーカーの向こうから、耳に心地良い低音ボイスが聞こえてきた。
『もしもし、琴梨?』
「んぅ……」
『おい、寝ぼけてんのかよ。起きろよ』
この声は、カケルくんかな。もう朝?
でもなんか、いつもの目覚ましボイスとはちょっと違う気がするんだけど。
『約束通り電話したんだけど』
「え、カケルくん……?」
『アホ、俺だよ。玲だよ』
「ん? 玲くん?」
『そうだよ』
あれ? どうして……?