【完】溺愛したいのは、キミだけ。
それにしても玲くん、ほんとに約束通りかけてくれるなんて。
しかも私がちゃんと目が覚めるまで付き合ってくれるとか、意外と面倒見がいいんだなぁ。
――ガチャッ。
するとその時、部屋のドアが開いて、美羽がバタバタと中に入ってきた。
「コトちゃん! 起きて……って、えっ?」
美羽はすでに目覚めてベッドから立ち上がっている私を見て、ひどく驚いているみたいで。
「う、ウソ。どうしたの、コトちゃん。起きてるなんて珍しい!」
「あ、うん。実は今日ね、モーニングコールしてもらったの」
「えっ、そうなんだ。誰に?」
「えっと……友達、かな」
私が答えたら、美羽はちょっと意外そうな顔をしたあと、ニッコリ笑って。
「いい友達だね」
「うん」
なんだか朝からとってもいい気分。
思わず心の中で再び玲くんに感謝した。
.
*
.
しかも私がちゃんと目が覚めるまで付き合ってくれるとか、意外と面倒見がいいんだなぁ。
――ガチャッ。
するとその時、部屋のドアが開いて、美羽がバタバタと中に入ってきた。
「コトちゃん! 起きて……って、えっ?」
美羽はすでに目覚めてベッドから立ち上がっている私を見て、ひどく驚いているみたいで。
「う、ウソ。どうしたの、コトちゃん。起きてるなんて珍しい!」
「あ、うん。実は今日ね、モーニングコールしてもらったの」
「えっ、そうなんだ。誰に?」
「えっと……友達、かな」
私が答えたら、美羽はちょっと意外そうな顔をしたあと、ニッコリ笑って。
「いい友達だね」
「うん」
なんだか朝からとってもいい気分。
思わず心の中で再び玲くんに感謝した。
.
*
.