【完】溺愛したいのは、キミだけ。
さらにはそう言って、玲くんは自分が車道側に回ってくれて。
そのさりげない気遣いにまた、ちょっと感激してしまった。
やっぱり玲くんって、すごく優しいんだ。
思わず彼をじーっと見つめてしまう。
「ん? なに?」
「ううん。玲くん優しいなぁって思っただけ」
「なっ……」
するとなぜか、彼の顔が一気に赤くなって。
「そりゃ、優しくするに決まってんだろ」
「え?」
ボソッと呟かれた言葉にまたドキッと心臓が跳ねる。
決まってるって……どうして?
「あれ、琴梨ちゃん?」
そのさりげない気遣いにまた、ちょっと感激してしまった。
やっぱり玲くんって、すごく優しいんだ。
思わず彼をじーっと見つめてしまう。
「ん? なに?」
「ううん。玲くん優しいなぁって思っただけ」
「なっ……」
するとなぜか、彼の顔が一気に赤くなって。
「そりゃ、優しくするに決まってんだろ」
「え?」
ボソッと呟かれた言葉にまたドキッと心臓が跳ねる。
決まってるって……どうして?
「あれ、琴梨ちゃん?」