【完】溺愛したいのは、キミだけ。
ちなみにその颯希くんというのは、うちの隣に住んでる美羽と同級生のイケメン男子で、私たち三姉妹と幼なじみ。
特に美羽とは子供の頃から超仲良しで。
美羽にとって颯希くんは兄妹みたいな存在らしいけど、あまりにも仲がいいから、はたから見るとカップルに見える。
「うん。わかった。それにしても、相変わらず仲いいね」
「うーん、まぁね。だって、颯希が『美味しいパンケーキのお店見つけたから一緒に行こう』って言うから。ついでにこのお菓子分けてあげよっと」
「ふふ、そうなんだ。お互い甘いもの好きだもんね。それじゃ私、先帰ってるね」
「うん、ごめんね~」
美羽にバイバイと手を振り、家に向かって歩き出す。
もう夕方なので、あたりは少し薄暗くて、なんとなく早足になる。
でもまぁ、一人で帰るのなんていつものことだし。早く帰ってこのもらったお菓子食べたいな。
「ねぇねぇ、彼女」
するとその時、突然横から誰かに声をかけられて。
「はい?」
何かと思い振り向いたら、そこには大学生くらいに見える背の高いチャラそうな男の人が立っていた。
「キミ、めっちゃ可愛いね~。よかったらこのあと、俺と遊びに行かない?」
特に美羽とは子供の頃から超仲良しで。
美羽にとって颯希くんは兄妹みたいな存在らしいけど、あまりにも仲がいいから、はたから見るとカップルに見える。
「うん。わかった。それにしても、相変わらず仲いいね」
「うーん、まぁね。だって、颯希が『美味しいパンケーキのお店見つけたから一緒に行こう』って言うから。ついでにこのお菓子分けてあげよっと」
「ふふ、そうなんだ。お互い甘いもの好きだもんね。それじゃ私、先帰ってるね」
「うん、ごめんね~」
美羽にバイバイと手を振り、家に向かって歩き出す。
もう夕方なので、あたりは少し薄暗くて、なんとなく早足になる。
でもまぁ、一人で帰るのなんていつものことだし。早く帰ってこのもらったお菓子食べたいな。
「ねぇねぇ、彼女」
するとその時、突然横から誰かに声をかけられて。
「はい?」
何かと思い振り向いたら、そこには大学生くらいに見える背の高いチャラそうな男の人が立っていた。
「キミ、めっちゃ可愛いね~。よかったらこのあと、俺と遊びに行かない?」