【完】溺愛したいのは、キミだけ。
「でも、変な男に絡まれないように気を付けろよ。こういうとこ、ナンパとか多いし」
「大丈夫だよっ」
「大丈夫じゃねぇだろ。いつも危なっかしいし」
玲くんがそう言って、顔をじっと近づけてくる。
「とりあえず、俺のそばから離れんの、禁止だから」
「……っ」
そのままなぜか、タオルで体をマントのように包み込まれて。
思いがけない彼の言葉に、なんだかものすごくドキドキしてしまった。
どうしてそんなこと言うのかな。
まるで、彼氏のセリフみたいだよね……。
.
*
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「大丈夫だよっ」
「大丈夫じゃねぇだろ。いつも危なっかしいし」
玲くんがそう言って、顔をじっと近づけてくる。
「とりあえず、俺のそばから離れんの、禁止だから」
「……っ」
そのままなぜか、タオルで体をマントのように包み込まれて。
思いがけない彼の言葉に、なんだかものすごくドキドキしてしまった。
どうしてそんなこと言うのかな。
まるで、彼氏のセリフみたいだよね……。
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