【完】溺愛したいのは、キミだけ。
そう言い放った途端、私の背中に腕を回し、ギュッと抱きしめ返してくる玲くん。
――ドキン。
「もう離してやんないから」
「……っ、れ、玲くんっ?」
どうしよう。なんかまた、抱きしめられちゃった?
しかも、離してやんないって、なんで……。
私を閉じ込める玲くんの腕の力が強くて、急に恥ずかしくなってくる。
ドキドキして、体が熱い。
でもなんだろう。玲くんの腕の中は不思議と居心地が良くて。
男の子なのに、こんなふうにくっついてても全然嫌じゃないんだ。
どこかホッとして、落ち着くような気がするというか。
どうしてなのかな……。
「おーい! 玲先輩~!」
――ドキン。
「もう離してやんないから」
「……っ、れ、玲くんっ?」
どうしよう。なんかまた、抱きしめられちゃった?
しかも、離してやんないって、なんで……。
私を閉じ込める玲くんの腕の力が強くて、急に恥ずかしくなってくる。
ドキドキして、体が熱い。
でもなんだろう。玲くんの腕の中は不思議と居心地が良くて。
男の子なのに、こんなふうにくっついてても全然嫌じゃないんだ。
どこかホッとして、落ち着くような気がするというか。
どうしてなのかな……。
「おーい! 玲先輩~!」