【完】溺愛したいのは、キミだけ。
思いがけないセリフに、また心臓がドキッと跳ねる。
「そ、そうなの?」
なにそれ。一緒にいたかったって、私と?
なんかそれってまるで……。
「とか言ったら、どうする?」
そう言って、イタズラっぽく笑った玲くん。
やだ。今一瞬、真に受けちゃったよ。
「ど、ドキッとしたよっ!」
思わずそう告げたら、玲くんはまた楽しそうにクスクスと笑いながら、私の頭にポンと片手を乗せた。
「バーカ」
うぅ、なんか、からかわれた?
ぞれじゃ、さっき抱きしめてきたのも、冗談だったりするのかな?
でもどうしてだろう、玲くんといると私、ドキドキしてばっかりで。
声だけじゃない。彼の言葉や行動に、いちいち心が反応してしまう自分がいるんだ。
こんなの、初めてだよ。
カケルくん以外の男の子に、ドキドキするなんて。
これじゃまるで私、玲くんのことが気になってるみたいだよね……。
.
*
.
「そ、そうなの?」
なにそれ。一緒にいたかったって、私と?
なんかそれってまるで……。
「とか言ったら、どうする?」
そう言って、イタズラっぽく笑った玲くん。
やだ。今一瞬、真に受けちゃったよ。
「ど、ドキッとしたよっ!」
思わずそう告げたら、玲くんはまた楽しそうにクスクスと笑いながら、私の頭にポンと片手を乗せた。
「バーカ」
うぅ、なんか、からかわれた?
ぞれじゃ、さっき抱きしめてきたのも、冗談だったりするのかな?
でもどうしてだろう、玲くんといると私、ドキドキしてばっかりで。
声だけじゃない。彼の言葉や行動に、いちいち心が反応してしまう自分がいるんだ。
こんなの、初めてだよ。
カケルくん以外の男の子に、ドキドキするなんて。
これじゃまるで私、玲くんのことが気になってるみたいだよね……。
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