【完】溺愛したいのは、キミだけ。
ふと、先日コトちゃんから聞いた、神城先輩との馴れ初め話を思い出してしまう。


もしかして、こういうのを運命的っていうのかな。


しかも相手はかなりのイケメンだし、正直けっこう好みのタイプかもしれない。


「あ、あの……」


どうしよう。OKしてみる?


でも、あまり話したことないし、どんな人かまだわからないし、すぐに返事するのはさすがに気が早すぎるかな。


とりあえず、ヒナちゃんたちやメイに相談してみてからにしようかな。


迷ったけれど、すぐにOKする勇気はなくて、やっぱり保留にさせてもらうことにした。


「えっと……すごく嬉しいです。でもちょっと、考えさせてもらってもいいですか?」



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