【完】溺愛したいのは、キミだけ。
その後、颯希と一緒に帰った私は、そのまま颯希の家にお邪魔して、部屋で一緒に宿題をすることになった。
テーブルの上に数学の問題集を広げ、二人で解いていく。
数学がめちゃくちゃ苦手な私は今日も、颯希に教えてもらいながら問題を解いていて。
だけど、いつもなら数学の宿題中はテンションが下がるところなのに、今日はそうならない。
なんだか心が浮かれっぱなしで。
そしたらそんな私の様子に気が付いた颯希が、不思議そうな顔で声をかけてきた。
「どうしたの? なんか今日の美羽、機嫌よくない?」
「えっ、そうかな」
「なんかいいことあった?」
「えへへ。わかる?」
テーブルの上に数学の問題集を広げ、二人で解いていく。
数学がめちゃくちゃ苦手な私は今日も、颯希に教えてもらいながら問題を解いていて。
だけど、いつもなら数学の宿題中はテンションが下がるところなのに、今日はそうならない。
なんだか心が浮かれっぱなしで。
そしたらそんな私の様子に気が付いた颯希が、不思議そうな顔で声をかけてきた。
「どうしたの? なんか今日の美羽、機嫌よくない?」
「えっ、そうかな」
「なんかいいことあった?」
「えへへ。わかる?」