【完】溺愛したいのは、キミだけ。
放課後は雨で部活が休みだったので、いつものように私の部屋で颯希と一緒に宿題をすることになった。
苦手な数学の宿題はいつも、数学が得意な颯希か姉のヒナちゃんに教えてもらってる私。
颯希はこう見えて勉強は結構できるほうで、特に理数系の教科に強いし、根が真面目だから予習や宿題もきちんとやるタイプ。
勉強があまり好きじゃない私は、そんな彼に長年助けられてきた。
「ねぇ颯希、この問題よく意味が分かんないんだけど」
「あぁ、これは……」
私が尋ねると、いつも家庭教師みたいに丁寧に解説してくれる颯希。
ほんとに面倒見がいいし、優しいなぁってつくづく思う。
苦手な数学の宿題はいつも、数学が得意な颯希か姉のヒナちゃんに教えてもらってる私。
颯希はこう見えて勉強は結構できるほうで、特に理数系の教科に強いし、根が真面目だから予習や宿題もきちんとやるタイプ。
勉強があまり好きじゃない私は、そんな彼に長年助けられてきた。
「ねぇ颯希、この問題よく意味が分かんないんだけど」
「あぁ、これは……」
私が尋ねると、いつも家庭教師みたいに丁寧に解説してくれる颯希。
ほんとに面倒見がいいし、優しいなぁってつくづく思う。