【完】溺愛したいのは、キミだけ。
ニヤニヤしながら私の肩にポンと手を置いてくる武史。
「やだ、変なこと言わないでよっ」
「隠すなって~。ほんとはデキてんだろ~? 颯希と。前から怪しいなとは思ってたんだよ」
「だからー、うちらはべつにそういう関係じゃないってば!」
「ウソつけ~。だっていっつもお前ら教室でもイチャイチャしてんじゃん。ベッドの上でもイチャイチャしてんだろ?」
なんて、朝から教室のど真ん中でとんでもないことを言われて、ものすごく恥ずかしくなる。
まったく武史ったら、デリカシーがないというか、いつもこういうことばっかり言って人のことからかうんだ。しかも大声で。
みんなに変な誤解されたらどうするのっ。
「や、やめてよっ! 私はべつに颯希のこと男としてなんて見てないし、うちらは子供の頃からの付き合いで、兄妹みたいな感じだからっ!」
「やだ、変なこと言わないでよっ」
「隠すなって~。ほんとはデキてんだろ~? 颯希と。前から怪しいなとは思ってたんだよ」
「だからー、うちらはべつにそういう関係じゃないってば!」
「ウソつけ~。だっていっつもお前ら教室でもイチャイチャしてんじゃん。ベッドの上でもイチャイチャしてんだろ?」
なんて、朝から教室のど真ん中でとんでもないことを言われて、ものすごく恥ずかしくなる。
まったく武史ったら、デリカシーがないというか、いつもこういうことばっかり言って人のことからかうんだ。しかも大声で。
みんなに変な誤解されたらどうするのっ。
「や、やめてよっ! 私はべつに颯希のこと男としてなんて見てないし、うちらは子供の頃からの付き合いで、兄妹みたいな感じだからっ!」