【完】溺愛したいのは、キミだけ。
私は結局、颯希がいないとダメで、ほんとは誰よりも颯希のことを必要としているのかもしれない。
今まで近くにいすぎて、全然気づけなかったけど……もしかしたら、もうずっと前から私は、颯希に惹かれていたのかな。
颯希だけが、特別だったのかな。
キスされて嫌じゃなかったのも、触れられてドキドキするのも、冷やかされて恥ずかしいと思うのも、全部全部、颯希のことが好きだから――。
思えば颯希はいつも私のそばにいて、助けてくれたよね。
誰よりも私のことをわかってくれたし、私のために一生懸命になってくれた。
私が気づいていなかっただけで、彼はずっと私のことを想っていてくれてたんだ。
このままじゃ、ダメ。
傷つけたこと、颯希に謝らなくちゃ。
そして私のホントの気持ち、伝えなくちゃ。
今度こそちゃんと、颯希の気持ちに向き合わなくちゃいけないよね――。
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*
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今まで近くにいすぎて、全然気づけなかったけど……もしかしたら、もうずっと前から私は、颯希に惹かれていたのかな。
颯希だけが、特別だったのかな。
キスされて嫌じゃなかったのも、触れられてドキドキするのも、冷やかされて恥ずかしいと思うのも、全部全部、颯希のことが好きだから――。
思えば颯希はいつも私のそばにいて、助けてくれたよね。
誰よりも私のことをわかってくれたし、私のために一生懸命になってくれた。
私が気づいていなかっただけで、彼はずっと私のことを想っていてくれてたんだ。
このままじゃ、ダメ。
傷つけたこと、颯希に謝らなくちゃ。
そして私のホントの気持ち、伝えなくちゃ。
今度こそちゃんと、颯希の気持ちに向き合わなくちゃいけないよね――。
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