【完】溺愛したいのは、キミだけ。
私はだいぶ待たせてしまったうえに、断るなんて申し訳ないなと思いながらも、おそるおそる切り出した。
「あ、はい。あの、待たせちゃって本当にすみませんでした。それでその、告白の返事なんですけど……」
やっぱりすごく言い出しづらい。でも、ハッキリ言わなくちゃ。
「ご、ごめんなさいっ!」
そう言ってぺこっと頭を下げたら、先輩は「えっ」と驚いたような声をあげた。
「色々考えたんですが、やっぱり私、お付き合いできません。本当にごめんなさいっ」
申し訳なさそうに告げた私の顔を、先輩がじっと覗き込んでくる。
「……そっか。どうして?」
「それは……やっぱり私、先輩のことよく知らないし、その……」
他に好きな人がいるからとも言いづらいし、どうしよう。
「あ、はい。あの、待たせちゃって本当にすみませんでした。それでその、告白の返事なんですけど……」
やっぱりすごく言い出しづらい。でも、ハッキリ言わなくちゃ。
「ご、ごめんなさいっ!」
そう言ってぺこっと頭を下げたら、先輩は「えっ」と驚いたような声をあげた。
「色々考えたんですが、やっぱり私、お付き合いできません。本当にごめんなさいっ」
申し訳なさそうに告げた私の顔を、先輩がじっと覗き込んでくる。
「……そっか。どうして?」
「それは……やっぱり私、先輩のことよく知らないし、その……」
他に好きな人がいるからとも言いづらいし、どうしよう。