【完】溺愛したいのは、キミだけ。
イタズラっぽく聞いてくる翠くん。
「え、いや、あの……っ」
こんなの、ドキドキしないわけがないよ。
真っ赤になってうろたえる私を見て、ようやくそこで手を離したかと思うと、またクスクスと笑いだす翠くん。
「ヒナってさぁ、ほんと素直だよな」
え?
「全部顔に出てるもん」
「なっ……」
やだ、どうしよう。私、そんなにわかりやすいかな?
でも、翠くんがドキドキするようなことばっかり言うから……。
「はーヤバい。可愛くてたまんない」
そう言って口元を手で抑える彼。
ねぇ、それって本気で言ってるの? それとも、からかってるの? どっちなのかな。
そう思いながらも、やっぱりドキドキが止まらなかった。
.
*
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「え、いや、あの……っ」
こんなの、ドキドキしないわけがないよ。
真っ赤になってうろたえる私を見て、ようやくそこで手を離したかと思うと、またクスクスと笑いだす翠くん。
「ヒナってさぁ、ほんと素直だよな」
え?
「全部顔に出てるもん」
「なっ……」
やだ、どうしよう。私、そんなにわかりやすいかな?
でも、翠くんがドキドキするようなことばっかり言うから……。
「はーヤバい。可愛くてたまんない」
そう言って口元を手で抑える彼。
ねぇ、それって本気で言ってるの? それとも、からかってるの? どっちなのかな。
そう思いながらも、やっぱりドキドキが止まらなかった。
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