【完】溺愛したいのは、キミだけ。
ヒナとは二年生になってはじめて同じクラスになって、でも最初はほとんど話したことがなかった。
いつも長い前髪で目元を隠しているから顔がよく見えなくて、背中まである髪を三つ編みに束ね、自信なさそうに下を向いていて。
おとなしいというか、控えめというか。
でも、優しくていい子なんだろうなとは思っていた。
いつも先生から雑用を頼まれたり、調子のいい女子達から掃除当番の代わりを頼まれても、お人好しなのか嫌な顔せず引き受けては、真面目にこなしていて。
たまに目にするその姿は、とても健気に映っていた。
そんなある日、俺は駅前で某イベントのキャンペーンガールをやっていたヒナとバッタリ遭遇する。
フリフリのメイド服のような衣装に身を包み、前髪を横に長して、いつも三つ編みだった髪を下ろしバッチリメイクをした彼女は、まるで別人のようで。
その普段の姿とのギャップは俺にとって衝撃で、正直かなりドキッとしてしまった。
まさか、あの前髪の下に、こんなに可愛い素顔を隠してたなんて。
俺が素直に「可愛い」と言って褒めたら、彼女は顔を真っ赤にして照れていた。
その反応がまた可愛くて、キュンとさせられる。
なんでそんな初々しい反応するんだよって。
こんなに可愛いのに隠してたらもったいないだろって、正直思った。
俺がストレートにそれを伝えたら、まためちゃくちゃ照れてたけど。
いつも長い前髪で目元を隠しているから顔がよく見えなくて、背中まである髪を三つ編みに束ね、自信なさそうに下を向いていて。
おとなしいというか、控えめというか。
でも、優しくていい子なんだろうなとは思っていた。
いつも先生から雑用を頼まれたり、調子のいい女子達から掃除当番の代わりを頼まれても、お人好しなのか嫌な顔せず引き受けては、真面目にこなしていて。
たまに目にするその姿は、とても健気に映っていた。
そんなある日、俺は駅前で某イベントのキャンペーンガールをやっていたヒナとバッタリ遭遇する。
フリフリのメイド服のような衣装に身を包み、前髪を横に長して、いつも三つ編みだった髪を下ろしバッチリメイクをした彼女は、まるで別人のようで。
その普段の姿とのギャップは俺にとって衝撃で、正直かなりドキッとしてしまった。
まさか、あの前髪の下に、こんなに可愛い素顔を隠してたなんて。
俺が素直に「可愛い」と言って褒めたら、彼女は顔を真っ赤にして照れていた。
その反応がまた可愛くて、キュンとさせられる。
なんでそんな初々しい反応するんだよって。
こんなに可愛いのに隠してたらもったいないだろって、正直思った。
俺がストレートにそれを伝えたら、まためちゃくちゃ照れてたけど。