君とみたあの夏の流星群。
クールな気だるげ王子
■■■
【星祈side】
───お昼休み
私と瑠奈ちゃんは、晴れた日は外にあるベンチでいつもお昼を食べている。
私は、手作りのお弁当を膝の上に広げて、自信作のだし巻き玉子を口に入れる。
そんな私に、瑠奈ちゃんは買ってきたメロンパンを頬張りながら、おもむろに聞いてくる。
「ね、星祈と皐月くんって本当に、付き合ってないの?!」
「えっ、突然どうしたの?」
どうして、瑠奈ちゃんから突然、そんな話が出てくるのか、分からない。
「さっきの移動教室の時、皐月くん、星祈に笑いかけてたでしょ?」
瑠奈ちゃん、気付いてたんだ……
【星祈side】
───お昼休み
私と瑠奈ちゃんは、晴れた日は外にあるベンチでいつもお昼を食べている。
私は、手作りのお弁当を膝の上に広げて、自信作のだし巻き玉子を口に入れる。
そんな私に、瑠奈ちゃんは買ってきたメロンパンを頬張りながら、おもむろに聞いてくる。
「ね、星祈と皐月くんって本当に、付き合ってないの?!」
「えっ、突然どうしたの?」
どうして、瑠奈ちゃんから突然、そんな話が出てくるのか、分からない。
「さっきの移動教室の時、皐月くん、星祈に笑いかけてたでしょ?」
瑠奈ちゃん、気付いてたんだ……