君とみたあの夏の流星群。
□□□
星祈と2人きりになれたものの……
どこも人混みでザワザワとうるさくて、話を出来るタイミングが見つからずにいた。
星祈と射的のお店を後にしてから、俺は、星祈に聞いた。
「星祈、さっきのおじさんが言ってた高台、行ってみる?」
「うん!行きたい!」
星祈は、パーッと顔を明るくして、笑顔で答える。
不意打ちの星祈の笑顔にドキンとしつつも、何とか、平然を装うことに集中する。
それから……
星祈は、何かを言いたそうな目をして俺を見てくる。
たぶん……
星祈ことだからきっと、桐葉と樹も誘ってもいい?って、聞いてくるんじゃないかと、俺は、予想する。
「碧都……あのさ、瑠奈ちゃんと一之瀬くんも一緒に、流星群見れたらなって思うんだけど……」
やっぱり……
「星祈のことだから、そう言うと思った。
もちろん、俺も呼ぶつもり。俺から連絡入れる」
本当は、2人きりで見たかったなと、思いながらも、俺は、スマホを取り出して、樹に連絡を入れる。
星祈と2人きりになれたものの……
どこも人混みでザワザワとうるさくて、話を出来るタイミングが見つからずにいた。
星祈と射的のお店を後にしてから、俺は、星祈に聞いた。
「星祈、さっきのおじさんが言ってた高台、行ってみる?」
「うん!行きたい!」
星祈は、パーッと顔を明るくして、笑顔で答える。
不意打ちの星祈の笑顔にドキンとしつつも、何とか、平然を装うことに集中する。
それから……
星祈は、何かを言いたそうな目をして俺を見てくる。
たぶん……
星祈ことだからきっと、桐葉と樹も誘ってもいい?って、聞いてくるんじゃないかと、俺は、予想する。
「碧都……あのさ、瑠奈ちゃんと一之瀬くんも一緒に、流星群見れたらなって思うんだけど……」
やっぱり……
「星祈のことだから、そう言うと思った。
もちろん、俺も呼ぶつもり。俺から連絡入れる」
本当は、2人きりで見たかったなと、思いながらも、俺は、スマホを取り出して、樹に連絡を入れる。