君とみたあの夏の流星群。

私って、そんなに分かりやすいの?


「つーか、七瀬って話してみるとほんと、おもしれぇーし、飽きないわー。あと、からかうのも楽しいわー。笑」


クスクスと笑いながら話す結城くんは楽しそう。


「もう!からかわないで!」


「悪い、悪い」



話ながら来たせいもあって、図書室に着いた頃には、私と結城くん以外のクラスの文化祭実行委員の生徒が集まっていて、

2人して謝りながら、図書室へと入った。

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