君とみたあの夏の流星群。
星祈のことをちゃんと見てなかった。
今すぐ、星祈に会いたい。
恋人になれなくてもいい。
幼なじみに戻れなくてもいい。
どんな形でもいいから、星祈の傍にいたい。
星祈を1人で苦しませたくない。
俺が傍にいるから、大丈夫。そう、星祈に伝えたい。
「……おばさん、星祈が入院してる病院ってどこですか?」
それから、俺は、おばさんから星祈の入院先を聞いてから、すぐに病院へと向かった。